「お前は代表の敵だ!黙れ!」。アルジェリア代表監督、記者に前代未聞の暴言浴びせ…

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アルジェリア代表のラバー・マジェール監督が見せた「ブチ切れ」が話題になっている。仏紙『レキップ』など各国メディアが報じた。

 マジェール監督率いるアルジェリアは、14日に国際親善試合で中央アフリカと対戦して3-0の勝利を収めた。ロシアW杯予選敗退にともないスペイン人のルーカス・アルカラス監督が10月に退任していたため、マジェール監督自身就任2試合目の指揮だった。

 その試合後の記者会見の席にて、ベテランのラジオ記者マーマル・ジェブール氏が、同席していたレスター・シティ所属のMFリヤド・マフレズに「どうして最近スランプのように見えるのか?」と尋ねた瞬間、マジェール監督に火がついた。

「リヤド、2秒くれ」

 そう言うと、指揮官はマイクを手にとって記者たちに語りかける。

「ミスター・ジェブール、お前は代表チームの敵だ。私は公共の場で言っている。皆、聞いてくれ。私はあなたたち全員をリスペクトしている。だが、ジェブールは違う。私はお前をリスペクトしていない。黙れ! 黙れ! 黙れ! 黙れ!」

 何か発言しようとしているジェブール氏を遮るように、マジェール監督は「黙れ!」を4度繰り返した。さらに「お前は引退して、次の世代に仕事を譲れ! では、次の質問どうぞ」と言い放った。当初は「2秒」のはずだったが、約30秒間にわたって激怒し続けた。一連の発言は映像とともに世界各国のメディアが取り上げている。

 そもそもマジェール監督は、ポルトやバレンシアなどで活躍し、アルジェリア史上最高の選手と言われたスーパースターであり、今回の代表監督就任は通算4度目のこと。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督がブラジルW杯終了とともに退いてから、3年あまりで5人の監督を起用し迷走を続けてきたアルジェリアにとって英雄であり救世主とも言える存在なのである。

 米紙『ワシントン・ポスト』によれば、「代表チームの敵」と言われたジェブール氏は地元メディアに対し「私は責任を持ってやっている。あなたは代表チームの監督であり、我々の質問に答える義務がある。あなたは批判を受け入れていない。我々はあなたの擁護者ではない。それでも私のことを敵と呼ぶのか?」と、マジェール監督の姿勢に疑問を呈しているという。

 そしてアルジェリア・スポーツジャーナリスト協会は16日に声明を発表し、同国代表監督による「虐待」と、一連の発言を非難した。「スポーツの倫理と両者(監督と記者)を繋ぐ平穏な関係に反する暴力的な反応」であるとも断じ、マジェール監督に対し今後自らの態度を改めるよう要求している。

 アルジェリアサッカー連盟はこの件について公式な見解を示しておらず、公式サイト上に掲載された記者会見のレポートにも記載はなかった。マジェール監督への信頼は変わらず、今後も代表チームの指揮を任せる方針のようだ。

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