スマホで確定申告 「iPhone非対応」に「普及させる気ある?」

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国税庁は11月1日に開かれた政府税制調査会で、2019年1月からスマートフォン(以下、スマホ)で確定申告を行えるようシステムを整える方針を示した。ネットでは、iPhone非対応という仕様にちょっとした混乱が生じ、騒動が起こっている。

『日本経済新聞』など複数メディアが報じたところによると、刷新されるシステムは、スマホでマイナンバーカードを読み取ることで電子証明書を取得し、ネットでの申告を可能にするというもの。それに伴い、国税庁はスマホの操作だけで確定申告ができるスマホ申告用の申告書作成ページを開設するという。これにより、2019年からはスマホのみでの申告も可能になる。なお、現在ネットから確定申告できる仕組みとしては「e-Tax(イー・タックス)」があるが、スマホ版のe-Taxは確定申告に対応していない。

確定申告が必要な人にとって朗報ともいえるが、肝心の「iPhone」がマイナンバーの読み取りに対応していないとのこと。実際、マイナンバーカード関連のシステム業務を担う地方公共団体情報システム機構によると、マイナンバーに対応したNFCスマホは、今年10月27日時点で、シャープ、富士通、ソニーの3メーカーから発売されているスマホに限られる。そのうち対応するスマホは全20機種だ。

世界各国のモバイルシェア状況を示したアウンコンサルティングの調査によれば、2017年9月時点で日本のiPhoneシェアは66.5%にも上る。一方、Android端末でトップのシェアを誇るのはソニーの機種でわずか8.3%にすぎない。諸外国に比べて圧倒的にiPhone使用率が高い日本にとって、iPhone非対応は大きな問題といえる。

Twitterでは、

“iPhone非対応って、バカなのかな…。普及させる気がないのかね?”
“相変わらずの塩対応というか、お金使うところが違うよ・・・だれこのシステム作ってる人・・・”
“スマホからの確定申告、マイナンバー読み取り機能付きのスマホからでしか出来ないらしくて笑った。意味ないやん”

と、ユーザーたちも呆れ気味。ただ、

“iPhoneもだけど、ほとんどのAndroidのスマホもダメだからねコレ。対応機種が少な過ぎて使い物にならない”

という声にあるように、iPhone非対応ばかり注目されているが、Androidでさえ対応機種数はまだまだ少ないというのが現状だ。来る2019年までに何らかの策が講じられると良いが……。
(山中一生)

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